フランチャイズに個人企業・・・遺品整理業者の営業形態とは？
はじめて遺品整理をする方のなかには、業者選びにとても苦戦しているという方も多いのではないでしょうか。ここでご紹介する「遺品整理業者の営業形態」を抑えておくと、業者選びをする際の一つの判断材料にすることができます。業者選びで困ったときにはぜひ以下の内容をご参考ください。
目次
遺品整理業者の営業形態について
遺品整理業者の評判について考えるまえに、まずは「遺品整理業者の営業形態」がどのようになっているかを抑えておきましょう。
フランチャイズ
「フランチャイズ」は、遺品整理の親企業が他の事業者と契約を結び、同一の商号・商標の使用許可、サービスや経営のノウハウを受けて営業を行っている事業形態のことをいいます。遺品整理のフランチャイズ加盟店は全国各地に点在していますが、フランチャイズの特徴でもある統一された料金体系や、安定したサービス内容が大きな売りともいえます。
個人企業
「個人企業」は、法人を設立せずに個人で出資し、経営を行っている営業形態のことです。遺品整理をするための資格や免許を特に必要としないため、遺品整理の初心者でも企業を立ち上げることはできます。個人企業はきめ細かな対応や、地域密着型を推進していることなどが特徴の企業です。
法人
「法人」の遺品整理業者は、全国対応している業者が多いことが最大のメリットといえます。遺品整理作業員への教育プログラムが充実していることや、サービスに対する保証があること、そして幅広いセットプランやオプションサービスが揃っていることなどが大きな特徴です。
専門業者と兼任業者について
遺品整理業者のなかには、遺品整理を専門にしている「専門業者」と遺品整理のほかにも業務を兼任している「兼任業者」があります。
専門業者とは？
遺品整理でいう「専門業者」とは、その名のとおり遺品整理業務だけを専門に行っている業者のことです。
遺品整理をするうえで必要な知識や遺品の仕分け術、片付け、見つからない財産の捜索、不用品処分についての確かな知識など、遺品整理に関することなら何でも知っているといっても過言ではありません。
兼任業者とは？
専門業者が遺品整理だけを専門にしているのに対し、「兼任業者」は遺品整理だけでなく、ほかの業務も取扱っている業者のことを指します。
たとえば、「不用品回収ができる遺品整理業者」や、「ハウスクリーニングをメインにしているけど、遺品整理業務もできる」といった業者などが兼任業者と呼ばれます。
遺品整理で何を重視するかで業者選びをする！
専門業者と兼任業者では、どちらにもメリットやデメリットがあります。そのため、遺品整理における業者選びをする際には、「遺品整理で何を重視するかで業者選びをする」ということがとても大切になるのです。
以下は、遺品整理で重視するポイント別のおすすめ業者についてです。
- 作業の質を重視する・・・専門業者（遺品整理専門業者）がおすすめ！
- 処分品の数が多い・・・兼任業者（不用品回収業者、買取業者など）がおすすめ！
- 費用を安く抑えたい・・・兼任業者（便利屋など）がおすすめ！
- 遺品整理だけを頼みたい・・・専門業者（遺品整理専門業者など）がおすすめ！
- 回収だけ頼みたい・・・その他（回収専門業者など）がおすすめ！
まとめ
遺品整理業者を選ぶ際には、それぞれの業者のサービス内容や料金体系だけを重視するのではなく、今回ご紹介したような各業者の営業形態や、専門業者であるか兼任業者であるのか・・・といったこともよく確認して選択すると業者選びに失敗するリスクを減らすことができるでしょう。一番は、後悔なく遺品整理を終えるということが重要になります。そのため、遺品整理をする期限に時間的な余裕があるときには、さまざまな条件をもとに慎重に業者選びをしていきましょう。