遺品整理を業者に依頼するときには業者側で必要な道具などを準備してくれますが、自分たちだけで遺品整理をするようなときには事前に準備しておくと便利な「道具」がいくつかあります。
以下の内容を参考に、遺品整理に使えそうな道具を事前に準備しておきましょう。
ノートやペン
遺品整理を行うときに「ノート」や「ペン」はとても大切な道具です。
遺品整理に関わる内容をノートに書き込み、あとから参照できるように記録するために便利な道具だからです。ノートに記載する内容は、遺品整理の手順や仕分け方法、遺品の種類、貴重品など、遺品が置いてあった場所の位置や処分方法など、あらゆることを細かく記入しておくと安心です。
また、ペンはノートに書くための細いペンのほか、仕分け作業で使用するダンボールに文字を大きく書くために「太目のマジックペン」があるとより便利です。
ごみ袋
遺品を仕分けしていると不用品が多く発生します。あとから、片付けをするよりは仕分け作業をしながら不用品を「ごみ袋」に詰めるとより効率が良くなります。
ごみ袋は、故人が暮らしていた住宅を管轄している各自治体の指定ごみ袋を使用します。ごみ袋に不用品を詰めたあとは、同じく各自治体が指定する収集日や時間帯に合わせてごみ集積所に持っていきます。
カメラやカメラ付き携帯電話
遺品整理当日の作業風景を「カメラ」や「カメラ付き携帯電話」で記録用として残しておくと便利です。
ノートに作業内容や遺品の種類などを細かく記録しますが、写真があることで遺品整理に参加できなかった人も当時の状況をイメージしやすくなります。さらに、言葉や文字だけでは伝えにくいことも、写真を添えて説明することで相手にうまく伝えることができますし、考えられるトラブルを可能な限り回避できるでしょう。
ダンボールやガムテープ
遺品の仕分けをするときに、とても重要な役割を果たすのが「ダンボール」や「ガムテープ」です。
遺品の数が多いほど遺品の仕分けに時間がかかることから、できるだけ効率よくスムーズに仕分け作業を行うことが大切になります。ダンボールにはあらかじめ、「必要なもの」や「不用品、「貴重品」、「思い出の品」といったように、種類ごとに分けておくと整理や仕分けが簡単です。
仕分け作業が終わったダンボールはガムテープを使って封を閉じ、倒れないようにまとめて保管します。大きめのダンボールをいくつも置くようになるので、遺品整理前にはダンボールを並べられるくらいのスペースを確保しておきましょう。
雑巾
遺品のなかには、長期間放置されていることも多いことから、ものによってはホコリが溜まっていることがあります。形見分けをする遺品もあるので「雑巾」を用意してキレイにしておきましょう。
まとめ
今回は、遺品整理をするときに事前に用意しておくと便利な「道具」についてご紹介しました。このほかにも、遺品整理をスムーズに行うために便利な「服装」などもありますので、ぜひ参考にしてみてください。