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遺品整理サービスにおける料金の算出方法やその要素について

遺品整理サービスを利用するにあたり、どうしても懸念されるのが「サービス料金」についてではないでしょうか。遺品整理業者を選ぶ際にはサービス料金に着目して比較検討することも多いですが、各業者によって以下のようにサービス料金の算出方法や、料金の変動に関わる要素がいろいろと異なります。

そこで今回は、遺品整理サービスにかかる料金の算出方法などについてご紹介します。

 

算出方法(1)広さ+量+オプション

一般的な遺品整理サービスの料金体系は、遺品整理をする現場の「広さ」や「遺品の量」、さらには「オプションの有無」を合計して算出されることがあります。電話による問い合わせでこれらの情報をすべて把握することはできないため、確かな見積もりを作成するためには業者の担当者が現場を訪問して正確な測定を行います。

 

算出方法(2)搬出用トラックの台数や搬出量

遺品整理サービスの基本料金に、「搬出用トラックの台数や搬出量」をプラスして料金が算出されることがあります。遺品整理のほかに、不用品やリサイクル品の回収をオプションでつけるような場合には、訪問見積もりをする時点で大まかな回収量を把握して搬出用トラックを手配します。

搬出用の台数が一台では足りず、二台以上必要になるようなケースではその分料金が割高になります。また、トラックの搬出量が2トン、または4トンであるかの違いによってもサービス料金が変動します。

 

算出方法(3)回収する遺品を個別で計算する

遺品整理で仕分けた不用品を回収するときには、「回収する遺品を個別で計算する」ことで料金を算出することがあります。

たとえば、電化製品といった「リサイクル品の回収料金は一点あたり○○円」、「大型家具の回収料金は一点あたり○○円」といったように料金が設定されています。

遺品の量があまりなくて回収する遺品も限られているような場合には、搬出用トラックの台数や搬出量で料金が算出されるよりも、回収品一点あたりサービス料金がいくらかかるのかが明確に設定されていたほうがサービス料金は割安になりやすいのです。

業者のなかには、遺品整理サービスのオプションとして不用品の回収サービスを取り扱っている場合もあります。不用品の多くは「一般廃棄物収集運搬許可業者」や「一般廃棄物収集運搬委託業者」に業務委託をして処分するようになるため、回収サービスにかかる料金は比較的割高になることがあります。

 

算出方法(4)一戸建て・マンションで条件が変わる

遺品整理をする住まいが一戸建て、またはマンションやアパートであるかなど場合には、条件によって遺品整理サービスにかかる費用が異なります。

料金算出方法に部屋の広さや遺品の量、オプションの有無、さらにはエレベーターがあるマンションとないマンションでは作業にかかる時間が大きく異なるためサービス料金が大きく異なることがあるのです。

 

 


まとめ

ここまで料金算出方法や料金を変動させる要素などについてご紹介してきましたが、遺品整理業者によって費用の算出方法やオプション料金の有無などもいろいろと異なります。そのため、見積書をみるときにはただ単に総額の料金だけをみるのではなく、どのような作業にどれほどの料金がかかるのかといったことを確認するとより安心感をもってサービスを利用できるでしょう。