遺言書(ゆいごんしょ)
「遺言書」とは、遺産相続を円滑に進めるために、故人の意思表示を民法の規定に従い書面にしたものです。
遺言書には、普通方式遺言と特別方式の遺言という二種類の遺言書があります。普通方式遺言には、自筆証書遺言、公正証書遺言、秘密証書遺言という種類の遺言書があります。遺品整理中に遺言書を見つけたときは、その場では決して開封してはいけません。封印がある遺言書は家庭裁判所に検認の請求をして、相続人や代理人立ち会いを以って開封をします。封がされている遺言書を勝手に開封すると、相続の権利を失うリスクや罰金(5万円以下)の罪に問われてしまいます。