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知らないと恐いデジタル遺品!放置すると危険な理由や対処方法、そして生前整理が効果的に理由について

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最近話題になっている「デジタル遺品」をご存じでしょうか。

デジタル製品の普及によりパソコンやスマートフォン、デジタルカメラ、さらにはクラウドサービスなどをだれもが簡単に手にして利用できる時代になりました。

高齢化や核家族化がもとで遺品整理や生前整理の必要性が大きく注目されていますが、それ以上に問題視されているのが「デジタル遺品トラブル」ではないでしょうか。中には、知らなかっただけでは済ませられないトラブルも多発していることから、決して他人事ではない事象だといえるのです。

最近ではこのようなデジタル製品が増えたことから、家族に迷惑をかけまいと生前整理をする方も増えています。プライベートの流出ももちろん恐いことですが、それと同時に金銭に関わることにもデジタル製品が大きく関係していることから、早いうちにこのようなリスクや危険性を解決しておくようにしましょう。

こちらの記事では、デジタル遺品の基本やデジタル遺品がもたらす危険性、デジタル遺品を生前整理の必要性、そして故人が遺したデジタル遺品の対処方法などについていろいろとご紹介しています。

 

 

目次

1 放置はダメ!デジタル遺品について知っておきたいこと
1.1 デジタル遺品ってなに?
1.2 デジタル遺品が招くトラブルとは?
2 デジタル遺品を生前整理の必要性
2.1 個人情報の漏えいを防止するため
2.2 想い出を紛失させないため
2.3 無駄な利用料金を払わないため
2.4 負債をそのままにしないため
2.5 プライベートな情報を残さないため
2.6 SNSアカウントを解除するため
3 デジタル遺品の対処法について
3.1 デジタル遺品整理代行を利用する
3.2 デジタル遺品整理にかかる料金

 

 

放置はダメ!デジタル遺品について知っておきたいこと

デジタル遺品の基本やデジタル遺品がもたらす危険性を知ることで「デジタル遺品整理」の必要性が見えてきます。

 

デジタル遺品ってなに?

「デジタル遺品」とは、故人が遺したパソコンや携帯電話、スマートフォンのデータ、デジタルカメラ、写真や動画のファイル、SDカード、USBメモリ、SNSのアカウント、インターネットバンキング、証券会社とのネット取引などを指します。

 

デジタル遺品が招くトラブルとは?

デジタル遺品の保管にはあまり場所を取らないことから、だれにも整理せれずに放置されていることが多いようです。

しかし、デジタル遺品こそ今の時代で最も「トラブルに発展しやすい遺品」といっても過言ではないことを覚えておきましょう。たとえば、デジタル遺品が招くトラブルには以下のようなことがあります。

 

デジタル遺品が招くトラブルには・・・

・個人情報の流出
・家族の想い出が紛失
・利用料金を払い続けていた
・FX取引で負債の発覚
・浮気の発覚
・SNSアカウントの乗っ取り・・・など

 

 

デジタル遺品を生前整理の必要性

一家に一台はデジタル製品を持つような時代になり、高齢の方の間でもパソコンや携帯、スマートフォンが普及しています。そこで今、問題視されているのが「デジタル遺品」によるトラブルの多発です。

ここでは、「知らないと恐い!《デジタル遺品》」でご紹介したトラブルの例をもとに、デジタル遺品を生前整理する必要性をご紹介しています。

残された遺族にとってデジタル遺品整理は少なからず頭を悩ませる問題の一つです。故人が使用していたアカウントやパスワード、利用していたサービスなどを把握できなければ整理したくてもできないといったジレンマが起こるからです。

このことからも、家族に大きな負担をかけないようにするためには、デジタル製品やアカウントなどを利用する所有者自身が「生前整理」をする必要があるのです。

 

必要性(1)個人情報の漏えいを防止するため

パソコンやスマートフォンなどのデジタル機器に、さまざまな情報を保存している場合は「個人情報の漏えいを防止するため」に所有者自身が生前整理しておくようにしましょう。残された家族がデジタル製品に詳しくない場合には、適切な処置がされないまま処分されてしまい、結果的に個人情報漏えいといった問題を引き起こしてしまう危険性があるからです。

 

必要性(2)想い出を紛失させないため

家族の写真や動画などの「想い出」がデジタル機器に保存されているときには、所有者が生前整理をしておくことで家族がいつでも閲覧できる状態にできます。

パソコンにログインするためのユーザー名やパスワードなどの情報を、所有者以外にだれも知らない状態になっていると、中身のファイルを閲覧したくても操作すらできないといったこともあるので注意が必要です。

家族のうち、誰かに操作方法を教えておくなど生前からデジタル製品対策をしておくことが大切です。

 

必要性(3)無駄な利用料金を払わないため

デジタル遺品の存在を遺族が知らないままでいると、生前に登録していたサービスの利用料金を無駄に払い続けてしまう危険性があります。そのため、自身の死後には利用の中止、または契約の解除をしてもらうために必要な情報を「エンディングノート」などに書き記しておくと何かと便利です。

遺族が契約中止や解除作業を行わない限り、知らないあいだに「無駄な利用料金」が発生してしまうこともあるので、生前整理では細かい情報まできちんと対策しておきましょう。

 

必要性(4)負債をそのままにしないため

為替取引などでマイナスになる遺産が生じているようなときには、財産放棄をしない限り家族が「負債」を相続しなければなりません。

いま現在、FX取引などの為替取引を行っているといった方は、自身の死後に家族が遺産に気づかないこともあるためログインIDやパスワードが分かるように何かしらの対策をしておきましょう。

 

必要性(5)プライベートな情報を残さないため

家族や知人など、だれにも知られたくないような「プライベートな情報」がデジタル機器に残っているときには生前整理をして事前にそれらの情報を消去しておきましょう。

このような対策は自身の死後に嫌われないようにするために必要なことだと言えますが、ご家族が知りたくない情報を得ることがないようにと配慮するためにも大切な対策です。

 

必要性(6)SNSアカウントを解除するため

SNS(ソーシャルネットワーク)のアカウントを持っている方は、ログインIDやユーザー名、パスワードをご家族が分かるように書き残しておきましょう。アカウントをそのままにしておくと個人情報の漏えいトラブルや、悪質な乗っ取り被害により不正操作されるといったリスクが高まるからです。

 

 

デジタル遺品の対処法について

故人が残したデジタル遺品には遺族の有益につながるような遺品もありますが、場合によってはマイナスに働く可能性もある非常に恐い遺品です。

そのため、整理方法が分からないと長く放置することなく、必要に応じて「デジタル遺品整理代行」を利用することもご検討ください。

 

デジタル遺品整理代行を利用する

「操作方法がよく分からない」、「アカウント名やパスワードを知らない」など、自分たちではどうしようもできないデジタル遺品の整理は「デジタル遺品整理代行」をする専門業者に依頼することで対処することができます。

デジタル遺品整理を専門にしているプロの業者にお願いすると、これまでは知り得なかった情報を得ることができたり、費用が発生するアカウントを解約することができたりとメリットがたくさんあります。

 

デジタル遺品整理にかかる料金

デジタル遺品に知識に乏しい方を狙って、高額な費用を請求する悪質業者が稀に存在するので注意しましょう。

「デジタル遺品整理にかかる費用」はサービス内容により業者ごとで料金を設定しています。たとえば、パスワードの解除、アカウントの解約、データ削除、保存データの移行、パソコン廃棄、携帯電話やスマートフォンのパスワード解除、初期化設定、オンライン取引やFX取引の確認、SNSの退会などにそれぞれ料金が付いています。

詳しい料金は各業者のホームページの料金表などを参照ください。

 

 


まとめ

普段何気なく使っているデジタル製品は、ご自身が亡くなったとき、またはご家族が亡くなられたときには「デジタル遺品」として手元に残ります。このデジタル遺品に関しては、残された家族に任せるではなく所有者自身が生前整理をしてトラブルを回避するのが一番有効な対策法です。

そして、ご自身の死後に家族に苦労をかけないためにも、デジタル関連の製品は生前からきちんと整理しておくことが必要不可欠といえます。

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